
値が低下することが分かった。特に、E/T比5:1の場合にはpく0.05で活性値の低下が認められた。(t−testによる)一方、コントロールでは、動揺暴露前後のNK細胞活性に有意な変動は認められなかった。
以上の結果から、動揺暴露によりNK細胞活性が抑制されることが示唆された。なお、今後は更に例数を増やし、検討を続ける必要がある。
また、今回の分析では有意な結果は得られなかったが、免疫機能への影響のみでなく、染色体変異に及ぼす影響についても、小核形成頻度との関連性を更に詳しく調べ、検討を行う必要がある。
表2.2.3-9 動揺暴露による血液成分の変化と酔いの程度の相関

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